競馬を見る楽しみの一つに騎手がある。よく馬7・騎手3というが昨今の外国人騎手席巻を見ると(強い馬に乗っているのだろうが)騎手のウエイトが高くなっているように感じる。実際にレースを見ているファンも「戸崎ー!いけー!」「川田、もってこい!」など騎手を連呼して応援する場合が多い。話題はそれるがエージェント制が確立して以来、リーディング上位騎手でないと馬券に絡む確率が昔より大きく下がったのではないか。過去は岡部騎手・武豊騎手あたりの1強ではあったが騎手の人数も多く個性派も多かった。最近では引退する騎手も増え、寂しい限りである。
■岩田望来騎手 すでにリーディング上位に名を連ねる人気騎手でありながら人気薄での激走が期待できる。実力が劣ると思われる馬に乗る場合思い切って逃げたり先行したりして残すケースが実に多い。人気薄なら単勝も狙い目。ただ東京や中山といった関東圏では人気より着順が下回る印象。
■団野大成騎手 一時期低迷していたがエージェント変更により再ブレイク、人気の時は若干信頼性落ちるが人気薄での強気な騎乗が魅力。団野騎手のレースを見ているとどんな馬に乗っていても必ず4コーナーでは先頭集団に取り付き見せ場を作る。伸びないこともあるが常に楽しませてくれる騎乗ぶりは安定している。
■西村淳也騎手 穴党には有名な西村騎手、やはりエンジョイ競馬でも最優先の狙い目となる。とにかく馬の能力を最大限に引き出そうとする柔軟なフォームが美しい。人気薄での4コーナー持ったまま先頭は快感であり一度ハマると中毒性すらある。以前ほどではないがなぜかいつも人気が無いのでまだまだ買い目はある。
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