コンピ指数だけで機械的に軸馬を決めているわけではなく、馬柱や騎手などの要素を加味して検討している。パドックは全く見ない。正直、分からないからだ。たまに一口馬主の友人につきあってパドックを見に行くがどの馬も同じように見える。場体重の増減も取り沙汰されるが基本気にしていない。なぜならその馬にとっての適正体重が未知なので増減がどのように影響するのか判断できかねるから。
穴馬探しに必ず参考にしている私のバイブルともいうべき本がある。30年くらいの付き合いになるのでもう内容もほぼ暗記してしまった。かなり古い本になるがあすか書房の「弱気なヤツほど万馬券が獲れる 北野義則著」である。馬連時代の分析になるが内容はまったく色褪せておらず現代でも立派に通用する。ネット上では見当たらないが古本屋などにいけばあるかもしれないのでぜひ穴党の方は一度手に取ってほしい。また、著者の北野義則さんはほかに多くの本を出版しているのでそちらを読んでいただくのもよいかと。
本の内容を詳細に述べるわけにはいかないが骨子としては「新聞で印が沢山ついてる人気馬を無条件に信用せず自らの目で穴馬を見つけ出せ!」という考え方である。様々な切り口から穴をあけるヒントがちりばめられておりいつも競馬新聞を見る際思い出している。「そんなにいい本ならその通りにやれば勝てたんじゃね?」と思うかもしれないが残念ながらそうはいかなかった。著者は穴馬をじっくり探しレースを絞って軸馬から馬連総流し、という買い方を推奨している。毎レース参加し切れ目なくスリルを味わいたい私としては受け入れがたく、現在の買い方に落ち着いた。
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