昔は競馬新聞=王道、スポーツ新聞=貧乏という図式であったが現在は大きく変化してきている。それでも競馬場に行けば7割くらいのファンは競馬新聞を持っているが以前よりは少ないのではないか。競馬新聞もかなりの種類があった時代が懐かしい。1馬(現在の優馬)、馬、競馬ブック、競馬ファン、エイト、ダービーニュース、勝馬、ケイシュウ、競馬研究などコンビニのレジ横は多種多様なデザインの新聞で花盛りであった。しかしひとつまたひとつと発売中止となり現在はごく少数の新聞しか見かけなくなってしまった。ネット販売の普及が原因なのだろうか?
スポーツ新聞も過去は馬番と馬名を載せるくらいで小規模な扱いであったが徐々にページ数を割き、馬柱を充実させることにより競馬新聞と遜色ない紙面へと進化した。まだ枠連の時代はスポーツ報知をよく購入しており、常に人気薄を狙う小宮記者の本命をよく参考にした。前日の夕方発売になる東スポB版も一時期は毎週購入し、本誌の渡辺記者や穴予想の上田記者など印象に残っている。ここしばらくは日刊スポーツのみで、競馬新聞いわゆる専門誌はとんと購入していない。本当は見易くて場別でページが分かれている優馬が欲しい時もあるのだが残念ながら私の居住するエリアでは販売中止になってしまった。優馬はデータ室で取り上げられた2頭の単勝をよく買った。たまに人気薄がピックアップされることもあり、美味しい思いをすることもあった。
現在の日刊スポーツ極ウマは出来が素晴らしくあえて専門誌を買おうと思わない。特に馬柱にコンピ指数が追加されてからはまさに完全体になった感。(コンピ指数が馬柱に掲載されるまでは自分で毎レース赤ペンで指数を書きこんでいた)記者陣では木南記者の予想が最も面白いがコラムの筋立てでは水島記者のロジックが読み応えある。
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