ワイドを購入するときはどのような買い目になることが多いだろうか。多いのは人気馬同士の1点や2点買い、もしくは人気馬から人気薄への3点買いくらいではないか。エンジョイ競馬では人気薄を軸にして人気馬へ流す。例えば7指数を軸にし、1.2.3指数への馬券を購入。では軸にする人気薄の馬をどのように選ぶのか?馬柱や騎手への考察は後述することとしてコンピ指数に関して言えば「指数より人気が劣る馬を狙う」である。
例えば先週日曜日の目黒記念、6番シュバリエローズは9指数にもかかわらず10人気であった。これはデータ上の能力値よりも低い評価を競馬ファンがしているということであり、裏を返せばデータ上の能力値よりも高い評価を受けている馬が他にいるということになる。ここにチャンスがある。前回提示したようにコンピ指数というのは非常によくできており長期間データを集積すれば必ず指数順通りのワイド圏率となる。よって確率論から言えば人気はないけど指数は上位、という馬は格好の狙い目となる。
指数と人気の相関が大きくブレるレースもある。10指数なのに1人気であったり1指数なのに5番人気であったりなど、ローカル競馬で非常に多い。こんな場合でも粛々と低評価の馬から1.2.3指数への3点買い。人気馬を買うのではなく指数上位馬を買うのである。この買い方に慣れると人気馬の怖さが薄れ、また新聞の印も気にならなくなり、無印でも平気で買えるようになる。何度も味わった「え、この馬くるの?」という思いを的中に変換する機会も増大する。
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